多くを語らない映画「マッドマックス 怒りのデスロード」:感想・レビュー

どーも、映画好きな父豆です。

こちらの記事の時から非常に気になっていた本作。ようやくレンタルし、妻と一緒に観てみました。結論としては、期待しすぎていたのか「まぁまぁ・・・」といった感触。

madmax

2015年/オーストラリア SFアクション
監督 ジョージ・ミラー 主演 トム・ハーディー シャーリーズ・セロン
メル・ギブソンを一躍有名にした『マッドマックス』シリーズの第4作で、前作の「マッドマックス/サンダードーム」以来、27年ぶりとなります。

あらすじ

核兵器による大量殺戮戦争勃発後、資源が底をつき、食料、油、水を奪い合う荒廃した世界。生きる望みを失い荒野をさまようマックス(トム・ハーディ)は、砂漠を牛耳るイモータン・ジョー(ヒュー・キース・バーン)の一団に捕らわれ、深い傷を負ってしまう。そんな彼の前に、ジョーの配下の女戦士フュリオサ(シャーリーズ・セロン)、全身白塗りの謎の男、そしてジョーと敵対関係にあるグループが出現。マックスは彼らと手を組み、強大なジョーの勢力に戦いを挑む。

決して、悪くありません!面白く興味深いです・・・が、大好きとも言えませんでした。



  • なぜ前に括り付けるの?
  • みんな栄養不足でタフ過ぎない?
  • 水不足の時に美女が水浴びって、サービスショットなの?
  • 「俺の車だ!」って結局、取り返せないのね。
  • もう全員行き当たりばったりだね
  • 結局、マックスって何?
  • フュリオサとイモータン・ジョーの背景は?

正直、↑などと物語上の疑問はたっぷりありましたが、このカオスの映画にそこを追及するのはナンセンス。

普段セリフや説明によって意味や解決の糸口が語られることが多いですが、この映画は逆にセリフや説明を削った映画であり、多くを語ることのない作品です。
しかし、セリフのひと言や、表情で多くの意味を残し、不思議な後味となりました。
でも、全般通して各キャラクターの演技、セリフ、映像など非常に印象に残ったところは多い映画です。

サブタイトルの「怒りのデスロード(Fury Road)」ってのが前作のメル・ギブソン版キャラクターを引きずっているようで、非常に違和感を感じました。トム・ハーディ―は別ものでしょ。
マックスの繰り返す言動や、反復運動は精神疾患を患っているとしか思えません。
振り返るに荒廃したカオスな世界と、ストレス多き現代社会は一見かけ離れているにも限らず、まるでシンクロしているようにも思えます。
狂っている世界の中、決して特別とはいえない存在価値でもがき苦しみ、自分を取り戻していく姿には、現在の希望ともとらえられました。

評価 ★★★☆☆ 3.5/5

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